INFORMATION
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裂き織り布のがま口カードケース|名刺入れにもなるスリムデザイン【和の温もり】
¥3,980
古い着物の布に、 そっと触れたときの静けさ。 藍の色、 絣のかすれ、 時を重ねた布だけが持つ表情を、 日常の小さな道具に仕立てました。 がま口を、パチンと開く。 中のカードが、すっと現れる。 使い勝手はシンプルで、 どこか懐かしい。 それが、このカードケースの魅力です。 ポケットにも、バッグにも収まる スリムで軽やかな形。 名刺入れとしても、 サブのカードケースとしても、 暮らしに自然になじみます。 使っているのは、 今では貴重になった絣の布。 もともとは、 裂き織り用にと集まってきた 着物の古布でした。 けれど、 細かな柄の美しさに 「裂いてしまうのは、もったいない」と感じ、 柄をそのまま生かして 新しい形に仕立てています。 藍の濃淡、 かすれた線、 織りの揺らぎ。 同じものは、ひとつとしてありません。 ① ② ③ それぞれに、 異なる表情を持っています。 どうぞ、お好みの一枚をお選びください。 裏地には、 やわらかな色合いの木綿布を。 カードを入れてもかさばらず、 毎日の使用にも安心な仕立てです。 がま口金具は、 布の雰囲気に合わせて 色味を変えています。 着なくなった着物や、 使われなくなった布に、 もう一度、役割を与える。 それは、 昔から続く日本の知恵であり、 今の暮らしにも寄り添う サステイナブルな選択です。 この絣布は、 偶然手に入ったもの。 生地がなくなり次第、 再販はありません。 一期一会の出会いとして、 お迎えいただけたら嬉しいです。 サイズ 高さ:約8cm 幅:約11.5cm 素材 表地:木綿(絣布・着物古布) 裏地:木綿 がま口金具:金属(柄に合わせて色を選んでいます) お手入れ 汚れが気になった場合は、 やわらかい布でやさしく拭いてください。 ※ハンドメイド作品のため、 柄の出方や色味に個体差があります。 それぞれの布が持つ表情として、 お楽しみください。 ※送料・発送・ご購入前の注意事項については 「ご購入前にお読みください」をご確認ください。
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裂き織りカードケース|手織り布で仕立てたフラットな形|男女兼用・小銭入れや診察券入れにも使えるハンドメイド
¥2,500
SOLD OUT
布を一枚たりとも無駄にしない。 昔の人の知恵から生まれた「裂き織り」は、擦り切れた布を細く裂いて横糸にし、もう一度新しい命を吹き込む手仕事です。 このカードケースは、そんな裂き織りの布を使って、今の暮らしに馴染む形に仕立てました。 ◇ 手のひらサイズの小さな相棒 縦約8.5cm × 横約14cmのフラットなつくりは、服のポケットにもスッと収まるコンパクトさ。 質感のある手織り布は、手にしたときの心地よさはもちろん、バッグの中でも迷子になりにくいといううれしい一面も。 よく使うカードを数枚入れたり、診察券と保険証をまとめたり、小銭入れとしても活躍します。 ◇ 現代の暮らしに合う裂き織り 裂き織りというと古風なイメージがあるかもしれませんが、ファスナーや金具、色のアクセントを加えることで、今の生活にすっと馴染むデザインに仕上げました。 ポップな雰囲気のものから落ち着いた色合いのものまで、どれも男女問わず使えるシンプルな表情です。 ◇ 一期一会の出会いを楽しんで 素材には端切れやデッドストックの布、衣類や浴衣のused品なども活用しています。同じデザインでもまったく同じ柄にはならないのが裂き織りの魅力。一つひとつが一点もので、出会いそのものが特別です。 ※使い初めは色落ちする場合がありますので、水濡れやお洗濯の際はご注意ください。木綿ですので、ご家庭で気軽にお洗濯いただけます。 ■サイズ(本体):縦約8.5cm × 横約14cm(ものにより多少違いあり) ■耳パーツの長さ:約2cm ■素材:縦糸・横糸=木綿、タグ=木綿、ファスナー=金属・ポリエステル、ネームタグ ※写真の白いカードは名刺サイズです(サイズの参考用)。 裂き織りの布が、新しい役割をもって暮らしの中に戻ってくる―― 小さくても頼もしいこのカードケースは、日々をほんの少し豊かにしてくれます。
染織工房が提案するハンサムなスタイル。
草木染め、裂き織りなど、昔ながらの知恵が生きる力強い布たち。ファッションのポイントとして、また暮らしの中で、自然体で凛とした存在感を醸し出します。
一枚一枚、木製の織機で織りあげる、一点もののマフラーや暮らしの布小物。懐かしい雰囲気ながら、シンプルなデザインなので和ナチュラル系のコーディネイトにぴったり。今の暮らしの中で新鮮な印象で使うことができます。
糸も染色も、主に自然の素材を使って作っています。上質であることはもちろん、身に着けて、また暮らしの中で気持ちよく使っていただくことができるものづくりを目指しています。
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布づくりについて
自然や和の雰囲気が好きな方へ。
普段の装いにも、
和装のときにも自然になじむ
手織り布のバッグや小物を制作・販売しています。
染め、織るという営みを通して、
自然を身近に感じる暮らしを
そっと手元に届けたいと考えています。
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暮らしの中から生まれる布
母が染織をしており、
子どもの頃から、織られた布に囲まれて暮らしていました。
当時はそれが特別なことだとは思っていませんでしたが、
結婚し、子育てをする中で、
母の織る布の使い心地の良さや、
他にはない魅力に、あらためて気づくようになりました。
古くなった服や浴衣、着物などを
細く裂いて再び布に織り上げる「裂き織り」には、
ものを最後まで大切に使い切る、
昔の人の知恵と心が息づいています。
植物で色を染める草木染めも、
自然を身近に感じられるものづくりのひとつです。
玉ねぎの皮や紅茶の出がらしなど、
日々の暮らしの中にあるものが、
布の色として生まれ変わる。
その循環に、心地よさを感じています。
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つなぎ、今に届ける
母は和棉の栽培から、
糸紡ぎ、機織りまでを、
長い年月をかけて続けてきました。
日本の綿で布を織るには、
自分で育てるしかなかったのです。
植物だった棉が、
糸になり、布になるまでの過程を
身体で理解できたことは、
ものづくりへの向き合い方を
大きく変えてくれました。
母も高齢になり、
この豊かな染織の世界が
いつまで続けられるかは分かりません。
だからこそ、
自分にできる形でつなぎ、
今の暮らしに合う布として
届けていきたいと思っています。
手織り布を使った暮らしの小物や、
糸紡ぎなどのスローなものづくりを通して、
心の豊かさを感じる暮らしを、
これからも伝えていきたい。
昔ながらの知恵を今に活かし、
未来へとつなぐこと。
それが、私たちのものづくりの原点です。
