裂き織りの布で作ったカードケースです。
手のひらサイズでフラットなので、持ちやすく、服のポケットにもスムーズに納まります。質感のある手触りなので、使っていて、カバンの中でも迷子になりにくい気がします。一番よく使うカードを何枚か入れておいたり、診察券と保険証を入れておいたり、小銭入れとしても重宝します。ファスナーの横に付けた別布にハトメ穴があるので、チャームやお守りを付けることができます。また、紐をつけてバッグの持ち手に留めておくと、より、カバンの中で探すことがなくなります。
裂き織布は古風なイメージですが、様々な色のファスナーをアクセントにして、あるものはポップに、あるものは落ち着いた感じに仕上げました。シンプルなので、男女問わずお使いいただけると思います。木綿ですので、気軽にお洗濯して繰り返しお使いいただけます。使っている糸は藍染めではありませんが、使い初めには色落ちする場合もありますので、その点をご了承の上、水に濡れたりお洗濯の際にはご注意ください。
裂き織りというのは、布を細い紐状に切って(または裂いて)横糸として織った厚みのあるしっかりとした織物です。昔は布が貴重だったので、擦り切れたり傷んだりして弱くなった布を再利用するための知恵でした。昔の人の知恵ですが、素材を大切にし、再度必要なものを作り出していくというのは今の時代にも通じると感じます。
縦糸を密にすることで元々の柄があまり主張せずにシンプルな表情に落ち着いており、また、ファスナーや金具にを付けることで裂き織りの持つ渋さが和らぎ、今の生活の中でも使い易いデザインになりました。
ファスナーの片端に革のパーツを付けており、その穴にチャームやお守りを付けていただくこともできます。革は素朴な仕上げになっており、形、大きさとも多少ゆがみがあります。
こちらでは端切れであったり、デットストックになっていた布、また、衣類や浴衣などのUsed品も素材として使用している場合がございます。裂き織りの作品は、同じデザインでも同じ柄にはなかなかならないので、一つ一つ違う一期一会の表情をお楽しみいただければと思います。大きさは、その時により少しずつ異なっています。サイズをご確認の上、ご注文ください。写真の白いカードは名刺サイズです。大きさのご参考までに。
もしご希望がありましたら、最後の写真に番号を振ってありますので、ご注文の際にご指定ください。ご指定がない場合、こちらでランダムにえらんでお届けいたします。
大きさ=本体部分縦約8.5㎝×横約14㎝ (ものにより多少の誤差あり。)
革のパーツの長さ=約2㎝
たて糸=木綿、よこ糸=木綿布
タグ=革
ファスナー 金属・ポリエステル
ハトメ 金属
ホツレ止め ナイロン樹脂
一部に布用ボンド使用